生命保険の見直し(2)

本日は、死亡保障の準備の仕方について勉強しましょう。 例えば、3000万円の死亡保障を用意する場合の方法について考えて見たいと思います。

1.定期保険(10年更新型) 
   昨日勉強しました「更新型」が登場しました。 10年毎に保険料を更新していくタイプです。 メリットは、当初の保険料が安いことです。 デメリットは、10年毎に保険料が上がることです。 解約返戻金も、10年毎にリセットされ”0”となります。 しかし、使い方によっては利用価値があります。10年とか、15年限定で死亡保障が必要な場合は、この保険が最適です。 利用目的にあった使い方を考えましょう。

2.定期保険(60歳払済み型)   契約時から、60歳まで同じ保険料を払込みます。 60歳まで保険料を払込めば、それ以降の支払いはありませんが、保障は一生崖続きます。 メリットは、保険料が途中で上がらないこと。 また、同じ期間払込んだ場合、「10年更新型」よりも累計の保険料は安くなります。 又、60歳を過ぎてからの支払いがない為、資金的にも楽になります。 解約返戻金は、60歳で”0”となりますが、それまでの間は貯まっていきますので、解約して利用する事も可能です。 但し、解約してしまうと、保障もなくなりますので、ご注意ください。 デメリットといえば、「10年更新型」より、当初の保険料が高いこと位でしょうか。

3.定期保険(80歳満期型、100歳満期型)   契約の年齢まで一律の保険料を支払い保障を準備します。 メリットは、保険料が途中で上がらないこと、保障期間が超長期であること。 又、60歳過ぎに解約した場合、払込んだ保険料相当以上の解約返戻金が戻ってきます。但し、満期になると解約返戻金は、”0”となります。 デメリットは、上記1,2よりも保険料が高くなります。 支払い能力がある方は、この方法を選択すれば、老後の資金準備に最適です。

4.終身保険(60歳払込満了型)   契約時から、60歳まで同じ保険料を払込みます。 60歳まで保険料を払込めば、それ以降の支払いはありませんが、保障は一生涯続きます。 メリットは、保険料が途中で上がらないこと、保障は一生涯続くこと、60歳以降に解約した場合の解約返戻金は、払込み保険料以上の解約返戻金が戻ってきます。 解約しなくても、死亡した場合は契約保険金額が支払われます。 この終身保険は、生命保険のベースとして、若くて元気なうちに、出来るだけ早く契約をした方がお得です。 現在の様に低金利の時は、「利率変動型」を選択した方がベッターですよ。

60歳の平均余命は22年~28年位あります。 大変長生きする時代です。 同じ保険料を払うにしても、有効に活用できるような保険契約をするといいですね。 知らないと損をすることが一杯あります。 ご一緒に勉強しませんか。

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