自分のライフプランを作ってみよう

●生涯の不足資金をどうカバーするか

生涯のキャッシュフロー表を作成し、不足資金が発生する方は、その金額も確認が出来ました。これからの対策は、
 1.支出をカットする。
 2.収入を増やす。
 3.運用で増やす。 この3つしかありません。

まず、1.は非常に大切です。毎年5%節減できれば、年利5%の運用をしたのと同じ効果が得られます。
2.は、出来れば定年後も働けるうちは働く。これが、資金破綻時期を大きく延ばすことに効果があることを前回説明しました。
3.の資産運用は、日本人の多くが保有する金融商品といえば、銀行預金や郵便貯金が家計資産の5割強を占めています。
株、債券、投資信託などの投資に向ける割合は、約16%位です。

私たちは、「大切なお金は預貯金で」ということで、銀行や郵便局にお金を預けています。
しかし、銀行や郵便局は、そのお金を証券市場などで運用しています。
私たちは、限りなくゼロに近い利回りで、郵便局や銀行にお金を預けていますが、郵便局や銀行は、証券市場などで運用し、大きな利益を手中に収めているのです。

勿論、大きなリターンを得るためには、大きなリスクも覚悟しなければなりません。
ただ、リスクという言葉から、一般的に「危険」という意味に使われますが、
投資の世界では、「収益のブレ幅」のことを言います。

例えば、普通預金とか、定期預金は、期待利回りが非常に小さいのは、収益が上下にブレる可能性がとても低いからです。
現在の預金金利0.3%では、資産を2倍にするのに240年かかります。
これでは、資産を増やしていくのはまず無理です。

そこで、少しだけリスクをとって、長期的に期待リターンを高める方法があります。
単一の株式に投資をした場合、大きく儲ける可能性もありますが、大きく損をする可能性もあります。
これは投資ではなく投機です。
無理な投資をすれば資産の多くを失ってしまう可能性も高くなります。

私たちは、毎月コツコツと積立をしながら「復利」で運用し、長期では年5%前後の利回りを目指す運用ができればと考えています。

今日は以上です。

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